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内分泌科 endocrinology

こんな症状はありませんか? SYMPTOMS

KOTO ANIMAL HOSPITAL

次のような異変に気がついたら、お早めに受診してください。

  • 水をよく飲む
  • 多尿である
  • 多食ぎみ
  • 肝臓の数値が高い
  • 高脂血症
  • 皮膚病になりやすい
  • 脱毛
  • 寝てばかりいる
  • 体を痛がる
  • お腹がふくらんでいる
  • 攻撃的になった
  • 食べていないのに太っている
  • 食べているのに痩せてきた
犬と猫の 内分泌腺の場所

こんな病気の可能性があります DISEASE

01犬の主な内分泌科の病気

  • 副腎皮質機能亢進症
    (クッシング症候群)
    原因

    副腎から出されるステロイドホルモンの分泌過剰によって起こります。
    脳の下垂体が腫瘍化するの場合と副腎の腫瘍化する場合があります。

    症状

    多飲多尿、多食、腹囲膨満、再発する皮膚炎、左右対称性脱毛など。また粘液嚢腫や難治性糖尿病の際、基礎疾患に副腎皮質機能亢進症がないかを検討します。

    治療

    下垂体性、内科療法、副腎性、手術が望ましい

    飼い主さんが
    副腎機能亢進症を
    疑いやすい症状は?

    水をたくさん飲むという症状が出やすい病気です。水飲む量が多いなと思った時には、計量カップで1日の飲水量を数日間測ってみましょう。

    1日あたり100 x 体重(kg)mlより多く水を飲む場合、多飲と判断されて病気の可能性があります。

    多飲になる病気はその他にもあるので、診察に行く際には採尿して病院に尿を持参するといいでしょう。(容器や採尿方法などは事前に動物病院に相談しましょう。
    当院では排尿してすぐ採尿した尿の場合は、2時間以内であれば検査可能と判断しています)

  • 甲状腺機能低下症
    原因

    甲状腺ホルモンが欠乏してしまうためにおこります。
    自己抗体が検出される甲状腺炎の場合と原因不明の甲状腺萎縮で起こる場合があります。

    症状

    寝てばかりいるようになった、太りやくすなった、左右対称性脱毛、軽度貧血など

    治療

    ホルモン補充療法

    euthyroid sick syndrome
    (ユーサイロイドシック
    症候群)

    甲状腺以外の疾患によって血中甲状腺ホルモン濃度が低下する病態です。甲状腺ホルモンの低下が起こりますが、2次的なもので、甲状腺機能低下症と分けて考える必要があります。 甲状腺のエコーが鑑別の補助になります。

  • 原発性上皮小体
    機能亢進症

    上皮小体機能亢進症はまれな病気ですが、放置すると腎不全、膀胱結石などの症状が出てきます。
    当院では健診で見つかることも多い病気です。

    原因

    上皮小体が腫瘍化し、上皮小体ホルモンが過剰に分泌するために起こります。

    症状

    高カルシウム血症による症状が出ます。元気消失、食欲低下、震え、嘔吐、下痢、便秘など

    治療

    根治を目指すには外科手術が望まれます。

02猫の主な内分泌科の病気

  • 甲状腺機能亢進症

    原因

    甲状腺の良性、悪性変化により甲状腺ホルモンが過剰分泌されるために起こります。

    症状

    食べているのに痩せていく、活動生の亢進、嘔吐、下痢など進行すると食欲不振が出てきます。合併症として高血圧、心臓病などが挙げられます。

    治療

    内科療法、食事療法、抗甲状腺薬など外科療法

    飼い主さんが
    甲状腺機能亢進症を
    疑いやすい症状は?

    食べているのに痩せきてた、夜中暴れているなどです。甲状腺機能亢進症の場合、高血圧や心臓病に関係したり、腎臓に負担をかけることがあるので、当院では積極的に診断しています。
    高齢の猫に比較的発症しやすい病気で、上記以外の症状も出る場合があるため、心配な方はご相談ください。

  • 糖尿病

    原因

    膵臓からのインスリン分泌不足や組織でインスリンが利用しにくい状況によって高血糖が生じ、様々な異常が起こります。膵炎、感染などが基礎疾患によりインスリンが効きにくい状況が起こるため、基礎疾患を探すことも重要です。

    症状

    多飲多尿、食べているのに痩せてきたなど進行するとケトアシドーシスの状態になり、元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢、脱水などを起こし、治療しないと致死的な状態になります。

    治療

    インスリン療法、食事療法、基礎疾患の治療など

    糖尿病に
    早く気づくためには?

    高血糖が続くとおしっこがたくさん出るようになるので、体がバランスを保とうと飲水量も明らかに増えます。
    多飲多尿がある場合には、病院を受診した方がいいでしょう。

    進行するとケトアシドーシスの状態となり、食欲低下などの症状がみられます。この場合には入院での治療になるので、ケトアシドーシスになる前に早めに病院に病院を受診しましょう。

当院の特徴 FEATURES

  • 適切で適度な検査治療

    内分泌疾患は、一見その病気と分かりにくいことが多く診断治療が遅れがちです。

    別の病気で来院した際にも内分泌疾患の可能性があると判断した場合、検査・治療するかをご家族に相談しています。ご家族によって考え方はそれぞれです。ご家族の意見を尊重することを大事にしています。

お役立ち情報 安静時の呼吸数の測り方 USEFUL INFO

FLOW 内分泌診療の流れ

  1. STEP1

    受付・問診

    ご来院いただいたら、まずは受付をお願いします。WEB問診の回答にご協力ください。

  2. STEP2

    身体検査

    症状をお伺いしながら、体の状態を確認します。

  3. STEP3

    検査・処置

    内分泌疾患は、疑ってかからなければなかなか診断がつけられない病気が多いです。エコーや採血など、必要な検査・処置を行います。

  4. STEP4

    今後の治療計画のご説明

    前の病院での状況などを丁寧にヒアリングし、あらゆる選択肢と治療方針をご提示します。

  5. STEP5

    会計・次回予約

    お会計の後、次回のご予約をお取りください。