熱中症
犬はヒトと違い、基本的には汗をかかないため体温の調節能力が低いです。また、暑くなると上着を脱ぐという調節もできません。このため、犬の熱中症は5月くらいから多くなります。(人は夏の病気なので早いですよね!)
特に、シーズー、フレンチブルドック、ボストンテリア、ペキニーズ、パグなどの短頭種と呼ばれる犬種やハスキーやボルゾイなどの北方生まれの犬種、毛の密なシェットランド・シープドックやピレネー犬などは暑さに弱い犬種です。
熱中症の予防としては、
①室温は23~25度、湿度は50%くらいになるようにエアコンを上手に使う。
②暑い時間帯の散歩は避けて、こまめな水分補給をするよう心がける。
③車内や戸外に少しの時間と思っても置き去りにしない。
車内や外につないだままの場合、ちょっとした油断が危険になります。
クーラーをつけたままのつもりがエンジンがとまって車内が暑くなったり、日陰につないだつもりが日陰が移動して日があたり、熱中症になったりすることもあります。
だいじなのはこれまで大丈夫だったから、と油断しないことではないでしょうか?
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