赤ちゃん猫の授乳

<猫ミルクの準備と授乳>

赤ちゃん猫は授乳しないとすぐ弱ってしまいます。その日すぐ猫用粉ミルクと哺乳瓶(たいていはホームセンターや大きなスーパーのペットコーナーにある)を用意して授乳してあげましょう。

沸騰させたお湯を哺乳瓶に入れ、ある程度お湯が冷めたら粉ミルクを必要量入れよく溶かし、人肌に冷ます。(熱湯ではビタミンなどが壊れてしまうので。)

赤ちゃんネコの襟首をしっかりともってあげ、哺乳瓶を口の中に入れます。上あごに授乳窩というくぼみがあり乳首がうまくそこに入ると授乳し始めます。
授乳中、ミルクの吸いが悪くなったら、哺乳瓶を前後に動かし口の中を刺激してあげると再度飲み始めることがあります。ある程度飲むと、哺乳瓶内が陰圧になりミルクが出にくくなるので、乳首の先端を指で押してあげて陰圧を解除しましょう。たくさん飲めたら、お腹が膨らみ「洋梨体型」になります。
(人の哺乳瓶と違い、消毒・殺菌までしなくてもいいですが、使用後は脂肪成分などが哺乳瓶の内側に付着してしまうのでお湯で綺麗に洗いましょう。)

猫ミルクの準備と授乳

<排泄の促し方>

排泄の促し方

はじめは自力で排泄することができません。
毎回の授乳の前後に排泄させましょう。
襟首をしっかりと持って陰部をティッシュで「ポンポン」と軽く刺激してあげて排尿・排便を促します。排尿・排便しないときは動物病院にご相談ください。